『読者のかゆいところに手が届く本』をモットーに幅広いジャンルで本を出版しています。

絵空事ではないパーパス経営のための第一歩 会社・社員変革が加速する社内通達[インターナルレター]の書き方

会社を変えたい、社員を変えたい、すべての人に。

絵空事ではないパーパス経営のための第一歩
会社・社員変革が加速する社内通達[インターナルレター]の書き方

 著 者  イデトモタカ
 価 格  1760円(税込)
 発刊日  2024.4.29
  ISBN   978-4-905084-80-8
 総頁数  208

 

 

 

 

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未来を見据えた大手・中堅企業が続々と採用!
JT(日本たばこ産業株式会社)が実際に採用した社内通達[インターナルレター]を全文公開!
今、企業に必要なのは社員との信頼関係再創造

 

本書はこのような方におすすめです

●やる気がない、実力がない、本気じゃない社員に困っている
●会社内にパーパスを浸透させたい
●社内コミュニケーションに興味がある
●新しく作った社内制度を正しく理解してほしい
●企業変革を志している
●野心のために社内で仲間を募りたい
●組織のなかで「うねり」を生み出したい
●組織の未来と仲間の成長を諦めていない

本書が必要になる背景と、その使命

やる気がない、実力がない、本気じゃない。
多くの経営者や教育担当者から、社員に対するそうした不満の声を耳にします。
社内の問題はそれだけではありません。
モチベーションやエンゲージメントが組織内の個人の問題だとすれば、
組織内でのグループの問題も存在します。
分断です。
経営と現場(その間で板挟みになるミドル)、企画と営業、支社と本社。
やる気のある人とそうでない人──
より正確には、「仕事と人生の分断」を起こしている人とそうでない人。
また別の悩みとして、昨今話題のパーパスをせっかく設定したにもかかわらず共感度が低い。
そもそも社員に浸透していなかったり、社員のための組織変更、制度改革であるはずなのに、
理解が得られず反発されたり……等など。

人間個人や人間社会がそうであるように、これらは非常に複雑な背景と原因を持ち、
「これが問題で、こうすれば解決でき、すべてうまくいきます」と単純化できるものではありません。
それでも、有限のリソースのなかで有効な打ち手を見出すために、
あえて強引にたった一つの原因を求めるならば、それは「信頼関係」です。
やる気がないのも、実力がないのも、本気じゃないのも、理由の根源には信頼関係の破綻や
崩壊といった問題が横たわっています。
では、処方箋はなにか?

「愛のあるコミュニケーション」です。

「愛のある」とは、感情的に好きという意味ではありません。
「(誠実な)行動を伴う」ということです。
「コミュニケーション」とは「言葉による意志・思想などの伝達」です。
求められるのは、会社から社員に向けて想いを伝え(=言葉による意志・思想などの伝達)、
ひびの入った信頼関係を修復すべく、誠実な約束を自らし、守る(=誠実な行動を伴う)こと。

本書はそのための一つの方法──それもお金が一切かからず、今日からでも始められるように
フレームワーク化した──をお伝えするものです。

本書は社内通達[インターナルレター]を扱いますが、その主たるテーマは
「会社と社員、仕事と人生の信頼関係を再創造(改善・修復)すること」です。
しかしそれは、「包み隠さず自己開示し合う親友のような関係」という意味ではありません。
会社という営利を目的に集った団体である以上、共有するゴール、その利害の一致が根底に
はあります。そのうえで、互いの過去ではなく、未来でつながる。それが力に方向を与えます。
人は「人」に共感し、絆を深めるのではなく、人の「想い」に共感し、共有することで
特別なつながりを認識するのです。その効果的な伝え方の順序と内容をお伝えします。

インターナルレターの3つの目的

①そろえる

「そろえる」は、社員一人ひとりの力の矢印を、
企業が進もうとする方向に合わせるということです。
企業パーパスや経営理念といった、抽象的で当たり障りのないスローガンになりがちな表現を、
個人一人ひとりにとって手触り感のある言葉にする。
人事制度の変更など、社内の変革の意味や意義、目的、必要性を頭だけでなく情緒的にも理解して、
現状が変わることに反射的に反対するのではなく、支持してもらう。
勇気を持って、あえて個人的・人間的なメッセージを出すからこそ、
どこに向ければいいのかわからない矢印に、確かな方向性を与えることができます。

②つながる

エンゲージメントが信頼や約束を土台にしているとすれば、
「つながる」が基盤にするのは相互理解と共感です。
こちらの事情を正直に伝え、相手の事情を理解しようと努める姿勢を示したうえで、
共通する対象(未来や理想)への臨場感をどれだけ共有し高められるかが鍵です。
両想いの恋人同士が手と手を取り合う姿ではなく、関係の充実した夫婦が同じ価値観や理想、
あるいは子どもの手(存在)を間につながっている状態を目指します。

③引き寄せる

社員を会社に引き寄せるだけでなく、社員自らが仕事やプロジェクト、会社を
「自分ごと」として引き寄せるという意味でもあります。
会社を、仕事を、自分のもとに引き寄せることで、せっせと薪(やる気)を燃やして
モチベーションを上げようとするのではなく、自分の課題、自分の人生として集中してもらう。
誰に言われずとも自分を動かす原因、内的動機づけすることを目指します。

JT(日本たばこ産業株式会社)が採用した意味

実際にJT(日本たばこ産業株式会社)で発信されたインターナルレターを複数、それも全文掲載し、
その実例をもとに考え方、書き方の解説しています。
社内の、それもごく限られたメンバーだけを対象に、担当者の想いを率直に伝えるメッセージは、
他の企業からは絶対に覗くことのできない秘密。
それを今回特別に公開させていただくことができました。
これ以上ない見本として、おおいに参考になることと思います。

本書が世界を変えるとは言いません。けれど実践していただければ、ひとりの社員、一つのチーム、
一つの会社くらいは簡単に変えてしまいます。あなたが、世界を変えてください。

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目次

CHAPTER 01 給料分以上働くのは損だと考える社員を変える

01 経営課題は、やる気がない社員と実力がない社員
02 合理的に数字を読む経営をしてきたツケ
03 なぜ同時多発的にカルチャー変革が叫ばれるのか
04 コスパ、タイパの次は「メンパ」の時代

CHAPTER 02 パーパスの浸透が社員一人ひとりのWILLを育む

01 なぜ今「パーパス経営」なのか?
02 パーパスは企業理念やミッションとなにが違うのか?
03 企業のパーパスが個人のWILLをアクティベートする
04 組織を変え、未来を変えるには、関係性を創造する

CHAPTER 03 インターナルレターは企業変革の第一歩

01 インターナルレターの3つの目的
02 大企業で発信され始めているインターナルレター
03 門外不出のインターナルレター他社実例
04 今日からできるインターナルレターの始め方
05 インターナルレターが企業の若手・中堅を救う

CHAPTER 04 即レターが書ける秘密のフォーマットと9つの質問

01 社員のこころを動かすレターになる魔法の質問
02 誰でも想いが伝えられる秘密の構成シート
 

CHAPTER 05 Q&A、その他の実例、AIを駆使しての書き方

01 より「読まれる」ためのQ&A
02 もっと「巧く書く」ためのQ&A
03 それでも「書けない」人のためのQ&A
 

著者プロフィール

イデトモタカ
株式会社 letter 代表
在学中からビジネスを行い、一度も就職することなくコピーライターとして独立。DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)に没頭し、26歳で参画したプロジェクトでは広告費10万円で7億円を売り上げる。現在は大企業を中心に企業変革プロジェクト、社員教育プログラムの開発と実施に伴走し、インターナルレターを駆使した社内コミュニケーションの企画・制作を担う。著書に『フリーランスで「超」成果を上げる プロジェクトワーカーとしての働き方』(ぱる出版)がある。

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