これが令和時代の組織論!
成果が出るチームをつくる方法
チームをつくれば指示なく人は動く
著 者 知念 くにこ
価 格 1650円(税込)
発刊日 2022.5.28
ISBN 978-4-905084-53-2
総頁数 208
Amazonで購入する
セブンネットで購入する
楽天ブックスで購入する
会社の人材育成に関して以下のように考えてはいませんか?
□ 人材育成はやっぱりOJTが一番だと思う
□ 研修が本当に役に立つのか疑問に思うことがある
□ 最近の若手は受け身でどうしようもないと思う
このような考えに囚われていると、会社が重大な危機に陥る可能性があります。
いますぐ本書を読んで、考えをアップデートしてください!
中小企業の人材育成が危機的状況に
最近の若い方は会社の雰囲気やルール、上司の言動を手がかりに「ここは自分の居場所かどうか」
「ここで成長できるだろうか」と考えています。恵まれた教育環境で育ってきているため従来の
「見て学べ」スタイルに対して「教えてもらえない」と判断し、さっさと辞めてしまいます。
せっかく時間とお金と労力をかけて採用しても定着しない、募集する、すぐ辞める、また募集する
ということを延々と続けていると社員が疲れモチベーションが下がり、生産性が落ちます。
生産性が落ちる程度でとどまればまだいい方です。優秀な既存社員まで辞めてしまったり、
連鎖退職を引き起こすこともあります。そうなると残った社員でいくつもの仕事を兼任することになり、
機能不全に陥る企業や人出不足で倒産する企業も出てきます。
中小企業こそチーム型組織を採用すべき
これまでの階層型組織に代わり
プロジェクト型組織やチーム型組織のようにフラットな組織が増加しています。
理由はスピードや効率性を重視する傾向が強まっていることや
働き方の多様化、雇用の流動化、グローバル化などがあげられます。
チーム型組織に変更することにより、社員のみなさんは仕事全体に関与することが増えるので
会社に貢献している実感を得る場面が多くなります。
また、主体性を持って仕事に取り組む必要があるので、やりがいを感じるようになるでしょう。
ある程度の権限も与え、責任を持った仕事ができるようにします。
もちろんこうした会社にも働く人にもうれしいチーム型組織にするには、
しっかりとした段階を踏んでいく必要があります。
その内容を詳細に解説しているのが本書になります。
これからの時代の人材育成方法を知り、ぜひ、あなたの会社に活かしてください!
本書の構成
成功するチームのつくりかたをプロセスに沿って解説しています。
初めから通して読んでいただいてもいいですし、必要な章から読むことも可能です。
CHAPTER 01
中小企業の魅力、中小企業にチーム型組織をすすめる理由を書いています。
チーム型組織を導入したい方はこちらからスタートしてください。
CHAPTER 02
チームをつくる前の準備です。すべての方に読んでいただきたい章です。
人を集めてもすぐに機能しません。チームの目的や役割がいかに大事かを解説しています。
CHAPTER 03
チームづくりのステップ。既にチームを運営されている方は飛ばしていただいてもかまいません。
CHAPTER 04
チーム型組織におけるリーダーの育て方です。
リーダーの育成が進んでいない、育て方がわからないという場合にはこの章を読んでください。
CHAPTER 05
「チーム」でリーダーを支えるメンバーの育成についてです。
チーム型組織ではリーダーとの関係性が従来の組織とは変わります。
リーダーを支援するとはどういうことか、自ら動く社員をどう育てるかを解説しています。
CHAPTER 06
すべての方に読んでいただきたい章です。
仲良しクラブになることなく、チームを維持する方法について解説しています。
Amazonで購入する セブンネットで購入する 楽天ブックスで購入する
目次
CHAPTER 01 変わらない中小企業の悩み
01 備えたいけど、憂いばかり……経営者の悩み
02 経営者の夢は幻?
03 若手の早期離職、3割だと思い込んでませんか?
04 まさかと思いますが、いまだに昭和スタイル?
05 人が育てば、売上・利益がついてくる
06 中小企業こそ、チーム型組織!
CHAPTER 02 チーム型組織で落ちこぼれ社員がいなくなる? 〜チームをつくる準備〜
01 チームが注目を浴びている背景
02 結果を出せるチームづくりのための3要素
その1 目的と目標
03 結果を出せるチームづくりのための3要素
その2 自社の強みを活かす職務設計
04 結果を出せるチームづくりのための3要素
その3 個人と組織の接点づくり
CHAPTER 03 強いチームづくりのステップ
01 チームづくりのステップ
02 ステップ1 チームをつくる
03 ステップ2 環境とメンバーを理解する
04 ステップ3 主体的に動き始める
05 ステップ4 チームワークを強化する
06 ステップ5 チームを維持する
CHAPTER 04 チームを引っ張るリーダーの育て方
01 だからリーダーが育たない、その理由は?
02 新しい時代のリーダーとは
03 新しいリーダーを育てるために
04 どうすればリーダーが育つのか?
〜セルフ・リーダーシップのすすめ〜
05 チームリーダーは何をする人?
06 女性リーダーが育たない本当の理由
CHAPTER 05 リーダーを支えチームを動かすメンバーの育て方 〜フォロワーシップ〜
01 フォロワーシップとは
02 リーダーとフォロワーの関係
03 フォロワーシップの高め方① リーダーを支援する力
04 フォロワーシップの高め方② 建設的な提案力
CHAPTER 06 チームを維持するには
01 目標を達成した時にどうするべきか
02 目標達成ができなかった時にどうするべきか
03 変化を取り込み、変化をつくる
著者プロフィール
知念 くにこ(ちねん くにこ)
大阪府出身。神戸市外国語大学卒業。大手アパレルメーカーに入社。アパレルが好きで入った企業だったが、仕事の成果や評価に疑問を持ったことをきっかけに組織風土や人材育成に関心を持つようになる。 転職先のコンサルティング会社で経営の知識に触れて感激し、知識が働き方に影響することを実感。知識を1人でも多くの人に伝えようと考えコンサルタントに転身。
NLPやレジリエンス、AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)など人材育成や組織開発に関する多様な学び、14,000人を超える人材育成支援の経験等を活かして企業の良さを活かすプログラムを開発、提供している。満足度は常に90%を維持、導入企業からは「社員が真摯に仕事をするようになった」「リーダーとしての行動ができるようになった」との感想が寄せられている。厳しさと優しさが共存するアドバイスが好評。