良い商品なのに売れない。その原因を「デザイン以前」から考える。
商品企画・商品開発に携わるすべての方へ 商品はデザインで売れる!
商品企画担当者が知っておきたい 売れる商品づくりの6つの視点
著 者 蒲 優祐
価 格 1,980円(税込)
発刊日 2026.8.31
ISBN 978-4-911572-22-1
総頁数 208ページ
判 型 A5並製
この本について
『商品はデザインで売れる!』は、商品企画・商品開発に携わる人に向けて、商品の価値を届けたい相手へ正しく伝えるために、クライアント側がデザインとどう関わるかを解説する本です。見た目の制作テクニックではなく、依頼前の準備、発注、完成後の判断・修正、デザイナーとの関係づくりまでを一連の流れとして扱います。
こんな方におすすめです
- 商品企画・商品開発を担当しており、商品の魅力をどう伝えればよいか迷っている方
- 良い商品をつくっているのに、消費者へ価値が十分伝わっていないと感じる方
- デザイナーへ何を、どの段階で、どのように依頼すればよいか分からない方
- 複数のデザイン案を見ても、好み以外の判断基準を持てずに困っている方
- 修正依頼や社内の意見調整など、デザイン制作のコミュニケーションで迷うことがある方
この本が答える主な疑問
良い商品なのに売れないとき、何を見直せばよいのでしょうか?
商品そのものや完成したデザインだけでなく、デザインを依頼する前の準備を見直す必要があります。本書では、誰に何を届けたいのか、商品化した後にどう売るのかといった土台が曖昧なままでは、商品の価値を適切なデザインへ落とし込みにくいと考えます。
デザイナーに依頼する前には、何を整理すればよいのでしょうか?
本書では、売り出した後の1年間を考える【計画】、小さく【調査】する、自由な【アイデア出し】、商品の【仮決め】、伝える内容を絞る【3つの軸】、情報の【優先順位】という6つの視点から準備を整理します。
「売れるデザイン」は、どのような基準で考えればよいのでしょうか?
本書では、「認知される情報」の伝達スピード、消費者が「払いたいと思う金額」とデザインの合致、不安要素が少なく安心できること、という視点から売れるデザインを考えます。見た目の好みだけでなく、消費者とのコミュニケーションとして捉えることが基本です。
自社に合うデザイナーは、どう見極めればよいのでしょうか?
完成作品の見た目だけではなく、修正依頼への対応、デザインを論理的に説明できるか、商品の背景やターゲット、市場を丁寧に聞くか、こちらの目的を理解しようとしているかなど、制作の背景にある姿勢や思考も確認します。
上がってきたデザインは、どう判断し、修正を伝えればよいのでしょうか?
自分の好みではなく、当初の目的に合っているかを基準に客観的に見ることが出発点です。本書では、デザインを「客観的に見る」「分析する」「修正意見を正しく伝える」という3つの柱から、完成後の確認とコミュニケーションを整理します。
章ごとの内容
CHAPTER 1 良い商品を作っても売れない時代
商品が良いだけでは価値が自然に伝わりにくい時代背景と、消費者が視覚情報から商品を判断することを確認します。また、売れない原因がデザインそのものだけではなく、クライアント側の準備や関わり方にもあることを示します。
CHAPTER 2 「デザイン」が変われば「未来」が変わる!
「売れるデザイン」「良いデザイン」をどのように考えるかを整理し、デザインが商品価値を消費者へ伝える役割を解説します。あわせて、商品や事業の目的を踏まえてデザインを考える「クライアント思考」へつなげます。
CHAPTER 3 デザイナーに依頼する前に考える6つの大切なポイント
デザインを依頼する前に商品企画側で整理しておきたい【計画】【調査】【アイデア出し】【仮決め】【3つの軸】【優先順位】を解説します。生成AIを調査や思考の壁打ちに活用する視点や、デザイナーへ早めに相談する意味も扱います。
CHAPTER 4 デザイナーに発注する時に考える4つの大切なポイント
クライアントとデザイナーの役割分担、自社に合うデザイナーの見極め方、納期と費用、実際の発注と発注後の注意点を扱います。担当者がディレクションを担う意識や、目的・背景を正しく伝える重要性を整理します。
CHAPTER 5 商品デザインが出来上がってから考える「3つの柱」
提出されたデザインを「客観的に見る」「分析する」「修正意見を正しく伝える」という3つの柱から、完成後の判断方法を解説します。好みだけで決めず、当初の目的やターゲットを軸に検証する姿勢を身につけます。
CHAPTER 6 デザイナーとより良い関係を築くために
デザイナーを単にデザインをつくる人ではなく、同じ未来を目指すパートナーとして捉える章です。互いを尊重し、相手の立場から考える姿勢や、長く協力できる関係づくりについて著者の考えをまとめます。
目次
CHAPTER 1:良い商品を作っても売れない時代
01 良いものを作れば売れる!という時代は終わった!
02 人は見た目の90%で判断する
03 あなたの商品デザインが「悪い」わけではない
04 クライアント側のよくある問題点
CHAPTER.1のポイント
CHAPTER 2:「デザイン」が変われば「未来」が変わる!
01 そもそも売れるデザインとは
02 「デザイン」が変われば商品は「勝手に」売れていく
03 「デザイン」が変われば会社の規模が拡大する
04 良いデザインの定義
05 デザインを行う上で大切な「クライアント思考」とは
CHAPTER.2のポイント
CHAPTER 3:デザイナーに依頼する前に考える6つの大切なポイント
01 デザイナーに依頼する前にクライアントが考えるべき部分とは
02 依頼する前に考える6つの大切なポイント
03 デザイナーが関わる理想的な「段階」とは
CHAPTER.3のポイント
CHAPTER 4:デザイナーに発注する時に考える4つの大切なポイント
01 クライアントとデザイナーの役割分担
02 自社に合うデザイナーの見極め方
03 納期と費用のバランスの考え方
04 いざ、発注してみよう!
05 発注後に気をつけること
CHAPTER.4のポイント
CHAPTER 5:商品デザインが出来上がってから考える「3つの柱」
01 ①デザインを「客観的に見る」
02 ②デザインを分析する
03 ③修正意見を正しく伝える
04 検証事例とトラブルのときの対応
CHAPTER.5のポイント
CHAPTER 6:デザイナーとより良い関係を築くために
01 クライアントが押さえておくべき要点
02 あなたの人生をもっとゴキゲンにするために
CHAPTER.6のポイント
著者プロフィール
蒲優祐氏は、ブランディングを軸に、新規商品の開発や企業のリブランディング、パッケージ、トータルプロモーションなどに携わってきました。本書では、その実務経験をもとに、商品企画側がデザインの力を活かすための考え方を整理しています。
蒲 優祐(かば ゆうすけ)
株式会社ゴーアヘッドワークス 代表取締役/ブランディングデザイナー
岐阜県高山市生まれ。19歳でデザイナーとして就職した後、27歳で独立。2014年法人化、株式会社ゴーアヘッドワークス設立。「ゴキゲンに楽しく、人を笑顔にさせるデザイン」をコンセプトとして、たくさんの人が笑顔になるビジュアルコミュニケーションを目指し活動中。ブランディングを軸として「ゴキゲン&クリエイション」を理念に、新規商品の開発から企業のリブランディングをはじめ、日本各地の企業・商品のパッケージやトータルプロモーションなど、デザインを通じて様々な分野で活動の幅を広げている。










